2006年度 |
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Speeches In Japanese By Foreign Residents | |||
2001スピーチ大会 2002スピーチ大会 2003スピーチ大会 2004スピーチ大会 2005スピーチ大会 |
2006年度外国人による日本語スピーチ大会は2007年2月3日(土)、「アートフォーラムあざみ野」において、10ヶ国から小学生3人を含む14人の参加を得て開催されました。当日は多くの方々に来場頂き、また地域の多くの方々の協力のもと、和やかな大会となりました。スピーチの内容は多岐にわたり、来日してからの体験、日本の習慣や文化についての感想、日本語学習への努力や母国の紹介などを、流暢な日本語で語られました。発表者は対日期間と日本語の学習期間が、5ヶ月の人から9年の人まで条件が大きく異なりましたが、それぞれのスピーチは立派な内容でした。出場者のユーモアあふれる話に時折笑いも起こる一方で、外国人ならではの鋭い視点に新鮮なイメージを受け取りました。横浜国立大学からおこし頂いた吉田先生による講評は、発表者への暖かい励ましになり、今後の学習の参考にしていただけるものと思います。 | 李順子(韓国)さん 潘鵬挙(中国)さん による総合司会 |
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仕事のため録音テープで参加 |
ローラン バルメリ さん スイス 滞日10ヶ月 題名 「人は言葉がなければ理解しあえませんか?」 自分の気持ちを日本語で表すには大変な努力が必要で、ある日突然、毎日の小さなことまでが難しくなってしまった・・・。言葉をこえて、人の気持ちを理解することは出来ます。それは思いやりです。それがなかったら、僕は日本に居ないでしょう・・・ | ||
バラン シムシェク さん トルコ 滞日1年 題名 「遠くて近い国」 トルコは距離的には、ロスやシスコと同じですが、馴染みのない「遠い国」といった印象でしょう。しかし、二国間の友好的交流が120年前から始まっているのです・・・。地震が多く、従って温泉も多く、トルコ風呂は公衆浴場で、多くの人が利用します・・・。トルコは実は「近い国」なのです・・・ | |||
ファードリ イルマン ベン イシャク さん マレーシア 滞日6ヶ月 題名 「マレーシアのイスラム教」 マレーシアはイスラム教の国です。でも、仏教もキリスト教もあり、宗教は自分で決めます。ラマダンは、毎年1ヶ月の断食。この後はシャワルの月。モスレムはシャワルでハリラヤをします。ハリラヤは特別の日で「勝利の日」。日本の正月みたいです・・・ | |||
小松 マリア さん ロシア 滞日2年8ヶ月 題名 「ロシアの祭り」 ロシアの祭りに「女の日」がある。3月8日の国際婦人デーです。この日、男性はプレセントを渡します。幼稚園では、子ども達が練習してきた歌をお母さん達に歌います・・・。結婚して間もなくのこの日、夫と喧嘩になってしまった・・・。日本にもあったらいいなぁと・・・ | |||
ムハマド リズワン ベン ムハマド アヌアール さん マレーシア 滞日6ヶ月 題名 「マレーシアの文化」 カムポンからペナン、コナイへと走ると、マレー、中国、インド三国を旅行したように感じる。クアラルンプールは大都会で、三つがごちゃ混ぜ。京劇の隣にモスレムのお祈り広場、その隣にインドのダンス教室など・・・。独自の三文化がモザイクのように根付いている。是非、一度来てください・・・ | |||
松野完二青葉区長 来賓挨拶 |
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賞状を手に発表者全員、講評者、来賓、
主催者とともに記念撮影 |
吉田昌平横浜国大教授 による講評 |