10月16日（土）午後３時半から、８ヶ国１１人の出場者を得てひらかれました。この数年ラウンジまつりの恒例の催しのひとつになりましたが、今年は少し趣向を変えて行われました。今回は流暢に日本語を話せなくても日本語で伝えたいことがある人、日本語で話をしたい人に参加していただきました。従って事前審査なしで、８ヶ国１１人の方々が出場されました。
滞日日数の長い方、短い方、学習年数の長い方、短い方、それぞれ条件の違う中で、一所懸命話をしてくださいました。各々のスピーチの直ぐ後に審査をしてくださった神奈川大学の富谷玲子先生からの質問に答えたりして、原稿以外の日本語の力も披露することになり、会場もそれを楽しみました。会場のお客様の投票により会場賞にはマレーシアのファラさんが選ばれました。審査の富谷先生はオーストラリアのアイリスさんを優秀賞に選ばれました。理由は短い滞日日数でまだ十分に日本語が話せるわけでないけれど、知っている範囲の簡単な日本語で自分の言いたいことを表現し、聞いている人に理解されたということです。これは外国語を話そうとする者にとって大切なことです。約二時間、緊張と笑いのうちにスピーチ大会はなごやかに行われました。
