日 時 2005年6月26日(日)午後1時30分から4時
場 所 青葉公会堂2階会議室
(田園都市線市が尾駅徒歩5分青葉区役所隣
シリーズ17回目であり、ラウンジ移転後始めての今回は、会場を青葉公会堂2階に移し外国人の3名のゲストをお招きし、ディスカッションの司会のヘザー池田さんのもと、熱心な参加者で一杯の明るくきれいな会場で行われました。
テーマとスピーカーは次のとおりです。
1) Life in
2) Embracing Diversity By New Zealander , Mr. Lance
Matene
3) International volunteering By Italian, Mr. Matteo Fabbretti
1番目のスピーカーは 発展途上国ながら人々は 大家族で毎日を楽しんで暮らしているバングラデッシュの生活を語り、“日本は非常に発展した国ながら、個人の生活や文化を楽しんで暮らしているのだろうか、また日本人は外国人特にアジア人を好きではないのでは?”との疑問を投げかけました。
2番目のスピーカーは、多様な人々の存在する社会をフルーツサラダに例えて語り、それぞれの違いを楽しむことがその多様性を受け入れ、その違いの良さを愛することの鍵になると語りました。多様な人々がいることは、お互いの欠けている部分を補いあい、より生産的で実りの多い社会にするとも語りました。
3番目のスピーカーは、自身のイギリスと日本での障害者を助けたボランティア経験を語りました。人の為にボランティアをするのではなく、大変な作業などがあるものの、ボランティア活動にかかわった後はいつも自分が一番恩恵を受けいろいろなことを学ぶと語りました。
各スピーチの後で会場全体から、賛成意見だけでなく反対意見や違った見方の意見が出て活発なディスカッションが繰り広げられ、それに答えるスピーカーの柔軟で率直で真摯な態度が、国を超えて心を開くことの大切さを示し、このイベントを意義あるものにしました。
その後、ゲストと参加者が4つのグループに分かれて、それぞれ直接スピーカーと語り、より交流を深めました。今回も男性と女性の参加者が入り混じり、10代から70代までの参加があり、世代間交流もありました。