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やさしい英語でレクチャー#4

International Viewpoint through English

”Are the Japanese Really Non-Religious People?”
     (日本人は本当に無宗教な国民なのか?)


日 時 2009年2月21日(日) 午後2時から4時
場 所 青葉区区民交流センター 会議室#5
(東急田園都市線田奈駅 1分)

スピーカー: Mr. Dominick Scarangello


『日本人は自らを無宗教と考える人が多いが、それは本当だろうか?

日本には多数の神社や寺院が存在し免許を持った僧侶や神職がいて、日常生活に根付いた儀礼や人生の節目の儀式があり、人々は自然にそれらを生活に取り入れている。それなのに何故日本人は自らを無宗教と考えるのか?

もともと“religion” と日本語の“宗教“とは別の意味を持っていた。日本語の“宗教”は、“仏教の教義を分析する”時に使った言葉だった。
欧米の“religion”は、ラテン語の畏敬・崇拝の意味から転じて、行い・儀礼・儀式の意味も持っていた。多神教であったローマ帝国では皇帝にお供えなども行っていた。しかし、欧米の“religion” の意味は、二つの理由“宗教改革”と“植民地主義”によって変化し、“信条(の体系)”と、“排他性”の意味を持つようになった。

以上の理由から、私は日本人の“宗教性(religiosity)を説明するのに 英語の“religion”と言う言葉は、適当でないと思う。』と、語られた。

その後、タイトルどおり“日本人は本当に無宗教なのだろうか?”と、問いかけられ、参加者から活発な意見が次々と出た。

そして最後に映画“おくりびと”の一場面をパワーポイントで鑑賞し、講師は、『日本の儀礼や儀式は多くの西洋人が考えたempty ritual(むなしい儀式)ではなく、それ自体に込められたものがあり、儀式は人々を癒しているものである』と締めくくられた。






主催 横浜市青葉国際交流ラウンジ