やさしい英語でディスカッション#24


International Viewpoint through English

日 時 2009年6月21日(土) 午後2時から4時
場 所 青葉区区民交流センター 会議室#5

モデレーター: ヘザー 池田 さん(アメリカ出身)
スピーカー:1、 アチア 柴田 さん(パキスタン出身)
        2、 トニー ベーヴァン さん(イギリス出身)

朝から大雨で蒸し暑い梅雨の日の午後、熱心な参加者が詰め掛け、今年度の初のイベントがスタートしました。

1 It is cool to be a person who can say ”NO” by Ms Atia Shibata(Pakistan)

スピーカーは、“自分はイスラムの家族で厳しく躾られ、育った。今の日本では大人は子どもに甘く、子供を駄目にしていると、自身の子供の友人の親の態度、電車の中でのスポーツ少年に対してのコーチの態度、学校での先生の態度を例にとり、”子供に゛NO゛を言える大人はかっこいい“と、語った。又、“悪い事をしたら、時には罰を考えることも必要。その時に罰には愛に基づいて行う゛と付け加えた。

それに対し、参加者からは“躾をしないと言う考え方もある。自分で何が正しいかを考える気をおこさせる(motivate)方法” “人間が躾をするのは、動物との違う点” “他人に迷惑をかけないよう躾られた。その中身の判断は自分で考えさせられた” “親は子供を良い学校、良い会社に入れることに興味があり、子供は本当の価値観や目標を持てないでいる” ”もっと躾を厳しくと言うスピーカーの考え方に賛成“ ”(躾の為の)罰が虐待にならない為に罰する側が自身とも向き合い、自分は子供にとって良いお手本になっているか?と自問することが必要“ ”アメリカでは、grounding と言う罰があり、悪い事をした時には、1週間位、学校へ行く以外は自宅に留まらせ、子供のしたことの何が悪いか?を母子で話し合う“など様々な意見が出た。

, Civilization Designers/ Rewrite our future: Challenging old assumptions to create new possibilities by Mr. Tony Bevan(the UK)

スピーカーは、“今起きているあらゆる社会、経済、環境問題について、思いこみが我々に良い解決法を見えなくさせている”と語り、“scarcity[不足]をキーワードにして解決方法が見つかれば新しい世界を作ることが出来る”と、とても“やさしい英語”ではないテーマを語りかけた。

それに対し“貴方の考えは理想主義であり、その考えに賛成できるが、何一つ解決方法を示していない”と迫り、スピーカーは“1つの方法はproduct designed to lastだと答え、それに続いて参加者からは、”1960年代の日本は工業が発展中で,とても長く使えるもの(product)が作られ使っていたが、今の方がより発展しているにかかわらず、以前よりも長く持たない。“との意見。 若い人から“scarcityは、個人の考え方次第でもある。なしで暮らせるものかどうかを考え、『足るを知る』と良い。“ ”たくさんの物を持っていても不足と感じる時代“との意見。 ”新型インフルエンザ騒ぎの時のWHOが提案した地球規模の結束(global solidarity)が、これらの問題を解決する時にもキーワードの1つだ“ ”国際社会のscarcityに付いては悲観的、戦争は避けられない。Scarcityの最終段階では、話し合うだろうしそれでも遅いということはない“ ”思い込みで解決策がみつけられない人がいても、友人に奉仕の気持ちがあれば、それをみつけてあげることも出来る。奉仕の気持ち、滅私の心が未来を変えられる“との意見。

scarcityに関してスピーカーが新しいテクノロジーに期待するのに対し、“新しいものを常に作り出すよりも、今あるものを使うほうが良い”と反論。又“scarcityは、物質面だけでなく精神面にもある。戦争中にscarcityの状態で、忍耐(tolerance)を、学んだ。若い人も学んで欲しい”と、言った意見が出て、時に議論が繋がったり、繋がらなかったりしたが、皆この禅問答のようなテーマについて真剣に語った。

20代から70代の参加者、中に外国人の参加もあり、性別、年代、国籍を越えた交流があった。(瀬戸)



後 援  横浜市青葉区役所
主 催  横浜市青葉交流ラウンジ