ゲスト:エレナ・岡本さん(ムンド・イスパニコ編集委員、スペイン語教師)
会 場:藤が丘地区センター
参加者:47名(参加者28名、ゲストと関係者4名、スタッフ15名)
ゲストのエレナさんはメキシコの北部、アメリカ合衆国の国境に近いバハ・カリフォルニアの出身で、最初に風光明媚なバハ・カリフォルニアをビデオで紹介。次にメキシコに沢山あるまつりの中から「死者のまつり」を取り上げ、上記のような写真等を映像にして説明して下さいました。 毎年11月1日〜2日は「死者の日」として、家族で亡くなった人を思い、家によっては数日前から祭壇に死者の好物を供え、マリーゴールドの花で飾り、使者が道に迷わないように、ろうそくや線香を、帰ってくるのに疲れるので、水と食べものも用意して温かく迎えます。はじめに子供の霊が帰ってきて先に戻り、大人はその後から来て、明くる日まで留まります。この「死者の日」のまつりはもともと、アステカの時代からあり、スペインに征服されてからはキリスト教と融合して現在に至ります。「死者の日」が近づくと街中は友達へのプレゼント、あるいは祭壇に飾るための骸骨の砂糖菓子やチョコレート、甘いパンや人形で埋め尽くされます。
この行事は日本の「お盆」に似ていて、共通して言えることは、「亡くなった人を家族が大事にすること」とのことでした。
ティーブレイクの後は、参加者の中にエクアドル出身の方がいらして、日本人のご主人が中南米を仕事で何度も出掛けられた経験の中から、メキシコのお墓事情、埋葬の仕方、国民性等のお話を、また、メキシコシテー出身の方と日本人のご主人がメキシコの魅力を、また20代をメキシコで駐在していてメキシコの女性にもてたお話等をしてきただき盛り上がりました。
当日の会場風景
横浜市藤が丘地区センター・横浜市青葉国際交流ラウンジ共催