第95回インターナショナル・トークサロン

なんでもしゃべらナイト!

〜ラジオの魅力〜

ゲスト:ジョン・カビラ氏(ラジオ・テレビ パーソナリティー)

日 時:平成161127日(土)午後4時〜630

場 所:青葉国際交流ラウンジ

参加者数:170名(一般参加者144名、同伴子供8名、ゲスト関係者6名、スタッフ12名)

 FM放送局J-Wave開局以来足掛け17年、ラジオ、テレビ、その他、多岐にわたり大活躍のジョン・カビラ氏は青葉区役所別館開催最終回を飾るのにこの上ないゲストでした。会場一杯の参加者はその魅力的な声とユーモアを交えた話の内容に終始笑いと満足の表情に満ち溢れていました。今回のテーマは敢えて「ラジオの魅力」について。 レコード会社勤務からラジオに関わるようになった経緯と「なぜラジオの仕事はそんなに楽しいのか」の解明でした。

朝目覚めると「何が起こっていて、何が新しいのか」と人は情報を知りたがるものです。その現場にいたら一番刺激が高いのではと朝番組を希望。突撃インタビューの妙味、失敗談ではミスは直ぐ訂正する、トラブルは楽しもうと。ラジオの魅力として3点を挙げ、1にリージョナル、地域に役立つ情報を。2にライブ、今起こったことをその場で伝えられる。3にポータブル、何時もそこにあって安心していられる。特に災害時には強いと説明。17年の内、1年の休みを取り海外のラジオ事情を見聞し、日本にはなぜ放送局が少ないのかを痛感。今あるものを脅かしたくないという発想のせいではないかと指摘しました。

ティーブレイクの後は質疑応答。「朝早くて大変ですね」の質問に、リスナーの反応があるからこそ、それを力にやり甲斐があると。毎朝欠かさず放送を楽しんでいる参加者の「卒業は考えていますか?」の質問に「何時卒業かは考えていません」にホッとした場面も。メディアを通してカビラ氏はこれからを生きる若者達の指針であり、未来を背負う若者達の多くが人気を支えているのではと思われました。間近で話が聴けて、若者だけでなく参加者全員に楽しいひとときと元気を与えてくれた有意義なトークサロンでした。

 

横浜市青葉国際交流ラウンジ・横浜市藤が丘地区センター共催