ゲスト 小林和男氏(作新学院大学教授 NHK元モスクワ支局長)
日時:   平成16年9月25日(土) 午後6時ー8時30分
場所:   青葉国際交流ラウンジ2階会議室 

参加人数:106名(ゲスト夫妻、一般参加者93名、スタッフ11名)


モスクワ駐在暦11年の小林氏はプーチン大統領との単独会見後、その人となりの印象が変わったことや北オセチアでの学校占拠テロ事件後、悲惨な状況を整然としゃべっていた小・中学校の子供達の姿は、今、ロシアで一番輝いている世界的指揮者、バレリー・ゲル二エフが小林氏を出身地、オセチアの山に案内してくれた時、「どんな状況にもうろたえない精神はこの自然に育てられた」と話してくれたことに通じ、オセチアではやわな教育をしていないと説明。今回のトークサロンには中・高校生も参加していて、ゲストの投げかけた質問に参加者が考え、熱心に答える場面があり、会場は大いに湧きました。

 ロシアを見る目は、嫌いだから知ろうとしないではなく、知ってから判断して欲しいと。さらに、日ロ関係はロシヤ人の国民性、例えば名前の呼び方一つを取っても、それで付き合いの程度が判るくらい意味をなすもので、そういうことも学ばなければ改善されないとも。「何でもありのロシア」を短時間で話すのは難しく、参加者からのアンケートに「続きが聞きたいです」とリクエストがあり、又の機会が楽しみです。 

当日の会場風景:ゲストの質問に参加者が答えて..中・高生も。ゲストの関係者から花束を。


 

横浜市青葉国際交流ラウンジ・横浜市藤が丘地区センター共催