外国語教室のイベントとして、今回は英語クラスに焦点をおき、JAZZを通しての異文化紹介でした。テナーサックスの中村誠一氏、ベースのマーク・トゥーリアン氏、ギターと5弦バンジョーの有田純弘氏を迎えて、スタンダードから現代に及ぶ曲の演奏とJAZZにまつわる体験談、夫々の楽器の説明とその魅力をユーモアたっぷりに話していただきました。3演奏家に共通して言えることはアメリカで音楽を学び、活動の経験をもっていること、一番大好きな楽器を演奏していること、演奏を何より楽しんですることでした。そのこと全てが参加者に伝わり、会場が一体となって音とリズムに浸り、音楽の持つ素晴らしさを共有することが出来、大満足のひとときを過ごしました。JAZZは即興性を大切にすると言う趣旨から敢えてプログラムを作成しませんでしたが選曲が素晴らしく、コーヒーブレイクをはさんで前半、後半に演奏された曲目は以下の通りです。

 

前半: 1.Night Train  2.聖者の行進 3.Things I Didn’t  4.I Found New Baby  5.For Us Our Dear  6.Indiana

後半: 1.My One And Only Love  2.Shuckin’ The Corn  3.Take The A Train  4.Minor Swing    アンコール曲:Somebody Loves Me

開催日時 平成161219日(日) 13301530

開催場所 青葉国際交流ラウンジ2

参加人数 129


<演奏者>

中村誠一氏:
クラリネットを大橋幸夫氏に師事、国立音大在学中より、山下洋輔グループのテナーサックス奏者としてデビュー。その後渡米しジョージ・コールマンに師事。「中村照夫とライジングサン」でボブ・ミンツアーなどと共にクラブ、コンサートに出演。

マーク・トゥーリアン氏:
在日5年、米国コロラド州デンバー出身、ブラウン大学在学中よりプロとして演奏活動を始める多国籍ジャズグループ「Candela」のメンバー。現在日本に拠点を置き全国でコンサート、ライブ、イベントのほか、録音、放送の仕事も手掛けている。

有田純弘氏:
バークリー音楽大学卒業。在学中よりデヴィッド・クリスマン等と共演。1985年バンジョーの全米チャンピョンの経験をもつ、日本を代表する5弦バンジョー奏者。コンサートやレコーディングにマルチ弦楽奏者として参加。洗足学園音楽大学講師。


主催  横浜市青葉国際交流ラウンジ