日 時:平成16年10月31日(日)午後1時30分〜午後3時30分
場 所:青葉国際交流ラウンジ2階会議室
演奏家:若林忠宏氏とそのお仲間「タハト・アル・マシュリク」
今回の「国際交流コンサート」はこれまでと雰囲気が全く異なったアラブ(中近東)の音楽の演奏でした。民族音楽研究家 若林忠宏さんとそのお仲間達による演奏と若林さんのアラブの文化・アラブの音楽・アラブの楽器についてのお話しを交えたコンサートとなりました。
参加者はスタッフを含めて110名ほどで、当初予定していた人数を大幅に超えました。会場は演奏家の方々を取り囲むようなアット・ホームな形としました。
私たち日本人観客にとっては知る機会の殆ど無いアラブの音楽について若林さんが巧みなお話しをしてくれました。アラブの歌の歌い方や拍子の取り方を教わり、観客の皆様にもアラブ風の声を出して貰い、2拍子と3拍子、4拍子などそれぞれが感じる拍で拍子を取って貰うなどのお客様を巻き込んだ演奏で、会場は終始笑いの渦。ウードという、マンドリンや琵琶の原形となるアラブの楽器の解説やアラブの人と日本人の文化の違いの説明などは皆感心したり、頷いたり。
コーヒーとクッキーのブレイク後の後半もあっという間に進み、予定された2時間のコンサートは15分ほどオーバーしてしまうほどでした。漸く知っている曲「ウシュクダラ」のアンコールで幕となりました。
主催:横浜市青葉国際交流ラウンジ